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  • このページではテストしたデバイスを取り上げていきます。
    ジャンルに拘らず順次掲載していきます。
  • AC/DCコンバータ ROHM BP5063−5
  • トランスを使わずに(トレンスレス)AC100VコンセントからDC5Vを作れたら便利かも知れません。
     
    そんな望みを叶えてくれるのが「AC/DCコンバータ」です。今回使用するのはROHM社製のBP5063−5です。 BP5063−5はAC100V入力でDC5V200mAの出力を得る事が出来ます。
     
    しかし、AC100Vから直接DC5Vを作るのはなんだか怖いです。
     

     
    回路図はこんな感じです。カタログのそのままの回路に手持ちの定数に変えただけです。 DC5V出力の前の段階で使用する部品は全部200V以上の耐圧が必要です。
     
    入手が困難だった部品はコイルです。コイルには詳しくないのでどれを選定すればいいのか分かりませんでした。 RSコンポーネンツで定数がカタログと一緒の物を恐る恐る購入しましたが、問題なく動いてよかったです。
     
     
    配線を間違うと結構痛い目を見るかも知れませんが、動いてしまえば普通の電源です。
    但し、入力のAC100Vと完全に分離していないので感電すると?
     

     
    出力電圧をオシロで見てみました。綺麗な電源ですね。
  • 人体検出センサー 松下電工 AMN31112
  • 一昔前には人体検出センサーを使おうとすると敷居が高く使いづらかった時期がありました。 センサーから出る信号をアナログで増幅させてマイコンに取り込んでいたからです。 しかし、今では松下電工から信号変換回路を内蔵したセンサが発売されています。 「AMN31112」というものを今回はチョイスしてみました。 このセンサには数種類あり、電圧や出力形態により品番が異なります。 デジタル出力とアナログ出力の2タイプがあるのですが、マイコンに取り込むので迷わずにデジタルタイプを使用しました。
     
    センサの内部と動作は下のようになります。
     

     
    電源を繋ぐだけで出力を得る事ができるので、センサーに繋ぐのは3端子だけです。 かなり活気的に使い易くなりました。動作は電源投入後にセンサが安定するまでにだいぶ時間があるということを念頭において使用する必要があります。 しかし、それ以外はセンサーが働くと検出端子がHiになり、働かなくなるとLowになるだけと至って簡単。 これ以上の説明がいるのかというくらい単純で使い易いデバイスになりました。
     
  • dsPICの為に7.5MHzを得るには EXO−3
  • dsPICに7.5MHzを供給出来ればPLLで16倍して120MHzで動作させる事が出来ます。 しかし、なかなか7.5MHzという発振子を入手するのは困難です。 理由は「標準の値じゃないので受注生産」だからです。 つまりはどこも普通は使わないといった感じでしょうか。 しかし、7.5MHzで120MHz動作させれるならさせてみたいと思うのが人の心。 なので入手可能な部品で7.5MHzを作る方法を考えてみました。
     

     
    上の図と表はEXO−3という京セラ製の発振子の仕様です。 「分周出力の設定」の項を見て欲しいのですが、端子A−Cの状態をSelectの値にしてSTをHにした状態でD端子から分周波が出る事がわかります。 例えば12MHzのデバイスの場合はA(5)B(6)C(7)を全てLにしてSTをHにすればF(1)からは12MHzが出力されます。 しかし、それだけではなく1/2の分周波がD(2)から出力されます。そうです、6MHzがD(2)から出力されるのです。
     

    上の写真はEXO−3の15MHzです。もうお分かりかと思いますが15÷2=7.5ということで15MHzを分周して7.5MHzを作ろうということです。 VDD(8)とST(3)は電源に接続し、A−C(5−7)とGND(4)をグランドに接続しています。 D(2)端子にオシロスコープを接続しました。
     

    これが出力結果です。7.5MHzが出力されているのがわかりますね。 テストは成功です。これでdsPICを120MHzで動かせます。
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